ネット上のデマが深刻、汚職監視も低俗化 (3)
◆注目その一 ネット上のデマ
・世論が注目する100件の事件のうち、3分の1超にデマが
中国社会科学院
人民網世論モニタリング室の統計データによると、2012年1月から2013年1月に発生した世論からの注目を集めた100件の事件のうち、社会・国民生活関連の比率が28%と最も高く、汚職監視・廉潔提唱関連が23%、社会安全関連が12%となった。その他にも、環境保護、文化道徳、公共衛生、対外関係などに平均的に分散された。この100件の事件のうち、デマが含まれた比率は3分の1超に達した。
中国新メディア発展報告書:情報が不透明な他に、都合の良い引用、スクープの捏造といった要素もデマ出現の原因になっており、見直しが必要だ。ネット社会はどれほど自由であれ、文明法治の基本理論を順守し、ネットユーザーの責任意識を強化し、ネット上のデマを防止しなければならない。
・毎日1.8件のデマが報道
中国社会科学院
2012年にメディアによって紹介されたデマを類別すると、1位はエンタメ(17.3%)、2位は治安(16.1%)、3位は国民生活(11.3%)となった。2012年には1日平均1.8件のデマがメディアによって紹介され、1件のデマに平均7.8件の関連ニュースがあった。