厳罰化から2年 飲酒運転事故4割減=中国
中国で「飲酒運転への刑罰適用」が実施されて以来、5月1日でちょうど2年が経った。2011年5月1日に施行された「刑法修正案(8)」では、「危険運転行為」の条項が新たに追加され、酒に酔って自動車を運転した者は、刑事処分の対象となり処罰が科されることとなり、飲酒運転の粛清に対し、絶大なる法律的効果と社会的影響が得られた。人民日報が伝えた。
公安部交通管理局によると、同法が施行されて2年、全国の公安機関が摘発・処分した飲酒運転行為は計87万1千件と、39.3%減少した。このうち、酒酔い運転は、同42.7%減の12万2千件。酒気帯び運転・酒酔い運転ともに、総数は大幅に減少した。
また、飲酒運転が原因となった交通事故の発生件数もかなり減少した。統計データによると、2012年5月1日から2013年4月30日までに、酒気帯び運転が原因となった交通事故は12.4%減少。酒酔い運転が原因となった交通事故の発生件数は35.2%、それによる死亡者数は21.1%、それぞれ減少した。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年5月2日