日本が地球スパイ衛星網の完成を宣言
日本の内閣衛星情報センターは27日、1月に打ち上げた情報収集衛星「レーダー4号機」が本格運用を始め、地上のあらゆる場所を偵察・監視可能にするとの目標を達成したと発表した。新華社が伝えた。
レーダー4号機は軌道上で3カ月間の試験運用を終えて本格運用に入った。衛星情報センターが運用し、軌道、性能、撮影した画像などの情報は完全に非公表。識別能力が高く、曇天や夜間でも1メートルの大きさの地上の物体を偵察できる。
朝鮮が1998年に発射したロケット「テポドン」が日本上空を通過したことを受け、日本政府は「安全保障上の理由」を口実に情報収集衛星開発計画に着手した。レーダー1号機とレーダー2号機はすでに喪失。レーダー3号機とレーダー4号機、および光学衛星3機は高度約400--600キロメートルの太陽同期準回帰軌道上にあり、地上のあらゆる場所を1日1回以上撮影できる。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年4月29日