中国・鳥インフル 感染者82人、死者17人に
中国で鳥インフルエンザ(H7N9型)の感染が拡大している問題で、中国国家衛生・計画出産委員会は17日、同日午後5時の時点で、82人の感染が確認され、うち5人が快復して退院、17人が死亡、残り60人は各指定医療機関で治療中であると発表した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
同委員会の発表によると、16日午後8時から17日午後5時までの間に、H7N9型鳥インフルエンザに感染していることが新たに確認されたのは全国で5人。5人の地域別内訳は、上海市が1人、浙江省が4人。
地域別の感染者数は現時点で北京市1人、上海市31人(11人死亡)、江蘇省20人(3人死亡)、浙江省25人(2人死亡)、安徽省3人(1人死亡)、河南省2人と、6省・直轄市30地域(地級市レベル)に及んでいる。感染拡大状況は散発的で、人から人への感染は今のところ確認されていない。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年4月18日