上海市の常住人口、2380万人に

　人口・計画出産部門の最新の統計によると、2012年、上海市の常住人口は2380万人に達し、上海市戸籍を持つ人口の自然増加率は1000分の0.26と、19年連続のマイナス成長から初めてプラス成長に転じた。新華網が伝えた。

　19日に行われた上海市人口・計画出産業務会議で明らかになったところによると、上海市の常住人口は2012年、前年比33万人増の2380万人となった。うち、上海戸籍を持つ常住人口は8万人増の1420万人、上海戸籍を持たない常住人口は25万人増の950万人だった。

　上海市人口・計画出産委員会の黄紅主任によると、上海市の常住人口の出生数は大幅に増加した。2012年、全市の常住人口の新生児出生数は22万6100人（前年比4万6100人増、25.61％増）、そのうち、上海市戸籍を持つ新生児出生数は前年比1万9600人増の12万1100人だった。上海市戸籍を持つ新生児出生数は新たなピークを迎えており、女性の総和と出生率はやや上昇している。

　2012年、上海戸籍を持たない新生児出生数は前年比2万6500人増の10万5000人だった。出生数の増加に伴い、人口の自然増加率もやや上昇し、2012年の常住人口自然増加率は1000分の4.2に達した。上海市における常住人口の出生数は今後数年間高位を維持し続ける見通しだ。

　上海市は今年、市級および区・県級の人口動的モニタリングメカニズムを構築し、出生数予測と予報、人口総数変動モニタリングを強め、人口の変動状況と発展すう勢を適時把握していく方針だ。（編集SN）

　「人民網日本語版」2013年2月20日