修士卒の就職率、3年連続で学部卒下回る 中国
中国の大卒・院卒者の就職状況をまとめた報告書によると、修士課程修了者の就職率は、大学院受験者数が初めて100万人を超えた2005年から2009年まで5年連続で低下し、2009、2010両年は学部卒業者の就職率を下回った。武漢晨報が報じた。
江蘇省の人材市場がまとめた統計でも、2011年の就職率は修士卒が86.62%、学部卒が90.30%、短大卒が94.10%と、修士卒が短大卒を約8%も下回り、学歴と就職率の逆転現象を裏付けている。
就職率の落ち込みとは対照的に、大学院受験熱は依然として高まりを見せている。
中国の全国大学院入学試験が今月5-7日に行われる。出願者数は前年比15万人増の180万人以上に達し、過去最多となる見込み。増加数が10万人を超えるのは連続4年目。(編集YT)
「人民網日本語版」2013年1月5日