長江を渡す初の地下鉄、28日から試験営業 武漢
長江の下をくぐる初の地下鉄路線、武漢市の地下鉄2号線が28日から試験営業を始める。15日に行われた市民向け試乗会で分かった。新華網が伝えた。
地下鉄2号線第1期工事の総延長は27.73キロ。設計最高時速は80キロで、平均時速は約36キロ。長江の下をわずか3分間で通過する。
長江の川底から16-47メートルの場所を通り、地下鉄路線としては埋没深度が中国で最も深い。武漢の市街地は地質条件が複雑なため、山地やビル、湖、長江などを貫いており、同路線の建設は中国の地下鉄トンネル技術が世界最高クラスに達したことを示している。
地下鉄2号線は、試験営業に向けた審査ですでに「A+」評価を獲得している。関連部門によると、武昌、漢口の両鎮を縦断する同路線が開通すれば、初期の日平均乗客数は延べ50万人に達し、市街地の交通機関の混雑が大幅に緩和される見込みという。(編集YT)
「人民網日本語版」2012年12月16日