中韓初合作のアニメ映画、来年冬休み公開へ

　韓国の人気短編アニメ「ポンポンポロロ」の劇場版「Pororo　The　Ranging　Adventure」が中国で、来年の冬休み（春節を挟む約3週間）に公開になる。共同制作した「中国動漫集団」、「中娯文化」、「韓国OCON」などが28日に明らかした。3Dの同映画では、主人公であるペンギン「ポロロ」が仲間達と協力して、敵を粉砕し、ソリのレース「ノースブリア」で優勝する様子が描かれている。山西省の夕刊紙「山西晩報」が報じた。

　初の中韓合作映画となった同映画には、総額1億元（約12億円）が投じられ、両国の大手企業5社が共同で制作。前代未聞と呼ばれるその影響力は映画や映画製作、メディアプラットホームの3分野に及んでいる。また、強力な舞台裏陣営のほか、中韓両国の一流制作チームが集結しており、国際的にも高水準の3D効果を用いた子供向けのアニメ大作となっている。さらに、同映画のストーリーの中心になっているソリのレースのシーンでは、スピード感あふれる迫力満点のデットヒートが立て続けに繰り広げられるなど、素晴らしい出来映えとなっており、しかもそれが3Dを通して迫ってくるとなると、大人気となるのは間違いないだろう。（編集KN）

　「人民網日本語版」2012年11月30日

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