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北京、震災状況把握の窓口を新設 市民が携帯で送信

 北京市地震局はこのほど、市民が地震発生時、自身が把握している災害状況を携帯で同局に知らせることができるプラットホームを立ち上げた。送信番号は「12322」。地震発生後の応急対策に役立てるのがねらい。同市に所属する各区・県も情報プラットホームの番号を発表した。北京のタブロイド紙「京華時報」(電子版)が報じた。

 同局が地震による災害対策を目的に同公益ショートメッセージプラットホームを立ち上げたのは2009年。地震発生後、同プラットホームは被災地や周辺地域の地震情報速報員、応急救援ボランティアなどにメッセージを送信し、被災情報を収集。リアルタイムで地震発生地域や災害情況を見極め、応急対策の指揮・意思決定を行う根拠としていた。

 今後、市民は地震発生後、携帯を使って中国全土から、地震の発生した場所や死傷者、損害情況、社会に対する影響などの情報を「12322」に送信することができる。同局は送信された情報に基づいて、直ちに被害状況の分布図を作成。被災地での救援活動の指揮・意思決定に役立てる。(編集KN)

 「人民網日本語版」2012年11月27日


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