中国海軍艦隊が再び太平洋で訓練
【中日対訳】 中国人民解放軍海軍北海艦隊の軍艦3隻からなる艦隊が25日未明、西太平洋などで遠洋訓練を行なうため、青島の某軍港を出港した。艦隊はミサイル駆逐艦「青島」、ミサイル護衛艦「臨沂」、総合補給艦「洪沢湖」、艦載ヘリ2機からなる。
指揮艦の「青島」は中国製第2世代ミサイル駆逐艦。2002年に世界一周、アデン湾護送などの重要任務を遂行し、「外交スター艦」と呼ばれる。「臨沂」は中国が独自設計・建造した新型ミサイル護衛艦で、総合戦闘能力が高い。「洪沢湖」は「中華補給第一艦」との美称を持ち、燃料、淡水、食品補給能力に優れる。
今回の遠洋訓練は今年度の通常の軍事訓練の一部で、中国海軍による遠洋訓練が常態化されたことを示すものでもある。中国海軍はこれまでに計7回遠洋訓練を行なっている。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年5月27日