中国駐エジプト大使館、熱気球事故で緊急チーム派遣
エジプトのカイロから南へ500キロ程離れた場所にある人気観光地ルクツールの上空で、26日午前11時頃、突然強烈な爆発音が響いた。300メートル程の空中にいた熱気球が爆発して墜落し、現時点で香港からの観光客9人を含む外国人観光客計19人が犠牲となった。
事故後、至急ルクツール地方自治体機関に確認を取ったところ、事故発生時、気球には観光客19人、操縦者1人、エジプト人ガイド1人の計21人が乗っていたという。香港からの観光客9人、日本人4人、英国人2人、フランス人2人、エジプト人1人の計18人の死亡が現場で確認された。負傷者3人のうち、重体の英国人1人はまもなく死亡した。
香港からの観光客が犠牲になったことで、中国駐エジプト大使館はこの事件を重く見ている。駐エジプト大使館主任の陸氏は記者の取材に答え、「事故後、駐エジプト大使館は至急、緊急体制を取り、宋愛国大使をチーム長とした緊急処理チームを結成し、速やかに状況把握と事実確認を行うと同時に、事故現場にスタッフを派遣し事故の後処理に当たらせている」と語った。今のところ、緊張が続く緊迫した中で、事故の善後処理処理や関連対応業務は問題なく進められているという。(編集MZ)
「人民網日本語版」2013年2月27日