外交部：日本の新駐中国大使が中日関係の改善に尽力することを希望

　外交部（外務省）の定例記者会見で24日、華春瑩報道官が質問に答えた。

　記者：日本の海上保安庁が釣魚島（日本名・尖閣諸島）海域で主権維持目的の巡航を行う中国公船への対処に当たる専門部隊の創設を決定したとの報道についてコメントは。日本の木寺昌人駐中国大使が間もなく着任するが、中国側は何を期待するか。

　華春瑩報道官は「釣魚島問題における中国の立場は明確で一貫したものだ。国家の領土主権を守るとの中国の意志と決意は確固不動たるものだ。同時に、中国は交渉を通じた領土紛争の解決を一貫して主張している。日本側が誠意を示し、目下の事態の適切な解決のために努力することを希望する。日本の新駐中国大使の姿勢表明に留意している。中日関係が長期的で健全な安定した発展を保つことは両国の根本的利益に合致し、地域の平和的発展にもプラスだ。日本の新駐中国大使が着任後、中日関係の改善に積極的に尽力し、中国各界と幅広く接触して理解を深め、中日関係が目下直面する困難と問題の適切な解決に積極的な役割を発揮することを希望する」と語った。（編集NA）

　「人民網日本語版」2012年12月25日