軍事技術の革新によって高まる中国の自信 (2)
当然、人類の発展の歴史は学び、参考にし、融合する歴史である。中華民族は開放と融合の過程において、自らの文明の知恵を輸出する一方で、他の国々の進んだ技術をたゆまず学び、参考にし、吸収・融合し、科学技術の革新、発展、進歩を推し進めてきた。だが一部の国は対中敵視・防備姿勢を長年堅持し、いわゆる軍事スパイ事件や技術剽窃事件をたゆまず作り上げ、ネガティブな世論を撒き散らすことで、わが国に対する技術封鎖とコントロールを強化し、わが国の先進的軍事技術の発展プロセスを遅らせ、妨げようとしている。
情報のインタラクション、対外的結びつきが日増しに深まる今日、中国は外国との軍事的相互信頼をたゆまず強化し、軍事交流・協力で積極的な成果を上げている。われわれは同時に、世界の一部の軍事大国が主要軍事技術分野における強国としての地位を確固たるものにするために、中国に対する軍事的な猜疑心、防備、技術封鎖をますます厳しくしていることにも冷静に目を向けなければならない。中国の軍事技術の発展は少しの幻想もあってはならず、自力更生に立脚し、技術革新に頼らなければならない。
第18回党大会報告は「ハイテク兵器・装備建設を強化し、国防科学技術工業の独自開発能力の向上に力を入れなければならない」と指摘している。軍の革命化、現代化、正規化の長い道のりにおいて、中国の国防・軍建設は新たな発展を迎え、歴史的飛躍を実現すると予見できる。平和を愛する国として、中国のハイテク兵器・装備建設は国家の主権、安全、領土の完全性を守るために当然のことだ。国防と軍の現代化プロセスが一歩前進するたびに、解放軍は試練に落ち着いて対処し、戦争を効果的に抑止する自信を高め、平和的手段によって世界の平和と安全を守る能力を高めているのだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2012年11月27日