枝葉を茂らせる中国とコスタリカの友情の樹 (2)
人・文化面では文化、科学技術、教育分野の交流や協力が日増しに深まっている。過去6年間に中国の中央民族歌舞団、「四海同春」公演団などが相次いでコロンビア公演を行い、現地の観衆から大変な好評を博した。両国はハイブリッド米、生物多様性、熱帯植物研究、地震予測などの分野でも交流や協力を行ない、豊富な経験を積み重ね、将来より高いレベルの学術協力を行なうための確かな土台を固めた。コスタリカ大学孔子学院を設立し、これまでに数百人の学生に中国語の文化と知識を教えた。中国政府は2013年からの5年間、毎年コロンビアの学生80人に全額政府奨学金を給付して、中国留学を資金面で援助する。すでに官僚や技術者200人余りを中国での各分野の研修に招待した。2011年末には中国の医療船「平和の方舟」号がプンタレナスを訪問し、コスタリカの患者6000人余りに医療サービスを提供し、現地の人々からあまねく好評を博した。北京市の援助するサンホセのチャイナタウンの門と遊歩道は順調に落成し、地元の新たなランドマークとなっている。
両国は真摯な友好関係にあり、支持し合い、率直で誠意あるつきあいをし、共に発展している。両国関係の発展が実り豊かな成果を上げた大きな原因は(1)両国が互いに尊重し合い、小異を残して大同につき、常に真摯に接していること(2)両国の実務協力が大きな成果を上げ、経済・社会発展を促し、両国民に確かなメリットをもたらしたこと(3)両国民が両国の友好を心から支持し、両国の友情がすでに両国民の心に深く根を下ろしていること--にある。両国民の共同努力の下で両国の友情の樹は枝葉を茂らせ、永久に栄えるに違いないと信じる理由がわれわれにはある。
新たな歴史的出発点に立ち、習主席のコスタリカ公式訪問は必ずや両国関係および中国・中米関係に新たな活力を吹き込み、両国関係はより大きな発展の可能性を得るだろう。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年5月29日