プーアルコーヒーの産業化の道
プーアル市は世界的に有名なコーヒーの産地であるジャマイカやコロンビアなどと同じ緯度上に位置する。100年以上前、フランスの宣教師がコーヒーをプーアルに導入した。30数年前、プーアルコーヒーは改革開放の春風に乗り、産業化・規模化発展の新時期を迎えた。プーアル市委員会・市政府は近年、「エコ立市、グリーン発展」の理念を樹立し、コーヒーを中堅グリーン産業として育成し、コーヒー産業が力強い発展の勢いを示した。全市のコーヒー栽培面積は2012年に65万ムーに、生産面積は27万ムーに、コーヒーの生産量は3万6500トンに達した。プーアル市は中国で面積が最大、生産量が最多、品質が最高のコーヒー主要生産区、コーヒー貿易の主要集散地となった。プーアル市は今後5−10年に渡り、プーアルコーヒーの栽培面積を100万ムーに拡大し、コーヒーを100億元規模の大産業に育成する計画だ。5年後には20万人がコーヒー産業から直接的な利益を受け、10万人がコーヒー関連の職業に従事し、「プーアルコーヒー」をプーアル市と国際市場を結びつける農産物の一つとし、コーヒーのプーアル市における発展の奇跡を延長する。
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世界は過去数年間に渡り、プーアル市がコーヒー産業で得た重要な成果と急速な発展を目撃しており、「中国コーヒーの都」の称号がプーアル市のものとなった。コーヒーは環境から敏感に影響を受ける植物であり、コーヒーが育つ土地は最も美しく、物産が最も豊富な土地と言われるが、プーアル市はこれを十分に証明している。中国果品流通協会はプーアル市に、「中国コーヒーの都」という栄えある称号を授与しており、これはプーアルコーヒーの発展が新たなページをめくったことを意味する。プーアル市は未来を見据え、今後も中国に根ざし世界に目を向け、特色化・規模化・規格化・ブランド化・国際化の持続可能な発展の道を歩み続け、プーアル市を世界優質コーヒー豆の原産地・中国最大のコーヒー仕上げ加工拠点・コーヒー貿易センターとする。また「中国コーヒーの都」の中身を豊富化し、その伝播を拡大し、芳しい香りを万里の外に伝え、世界に名を馳せる。
「人民網日本語版」2013年9月