プーアル:より広範かつ高レベルなグローバル提携に期待
プーアル市は中国南西部の国境地帯、大メコン圏の中心区域に位置する、雲南省唯一の「3カ国と隣接し、1本の河川が5カ国に通じる」都市で、歴史的に中国南西部の重要な窓口だ。プーアル市は地理的優位を占め、豊富な資源と美しい環境、質の高い産業とサービスを持つ、無限のビジネスチャンスを秘めた高い将来性のある黄金の地だ。国家「橋頭堡」建設の推進と珠江デルタとの協力強化に伴い、プーアル市は千載一遇の歴史的な発展の好機を迎えており、大々的に取り組みを進める黄金の時期に入り、雲南省経済の新たな成長源、新たな投資先となった。
一、優れた投資環境
(一)地理的優位。プーアル市は中国の南西部に向けた開放の「橋頭堡」という黄金の前線に位置し、大メコン圏の協力および中国?アセアン自由貿易区の中心区域に位置する。プーアル市はベトナム、ラオス、ミャンマーと同じ山脈と河川を持ち、経済・貿易協力、文化交流、人の行き来で長い歴史を持つ。メコン川は全市を縦に貫き、ミャンマー、ラオス、タイ、カンボジア、ベトナムを流れ、中国とアセアン諸国の交流の重要な地になっている。昆曼国際大通道が市を通過し、玉渓?磨憨鉄道が年末の着工を予定しており、国家・省の「第12次五カ年計画」および中長期計画に盛り込まれている雲南?広西鉄道など3本の鉄道がプーアル市を通過する。プーアル市の新空港、瀾滄空港空港、景東空港の建設は現在推進中だ。プーアル市には、ミャンマー、ラオス、ベトナムにつながる18本の陸路がある。国家一類港の思茅港水路港、国家二類港の孟連陸路港、そして江城?康港、江城竜富通道がある。プーアル市は昆明行の便が毎週28便あり、北京直行便が毎日1便ある。中国?アセアン自由貿易区の建設、大メコン圏の協力推進、国際大通道の全線開通に伴い、プーアル市は東南アジアに向けられた前線となる。「橋頭堡」が国家発展戦略に正式に盛り込まれると、雲南省は西部開発の新たな注目点となり、プーアル市も得難い発展の好機を迎えた。プーアル市は中国?アセアン提携の地域性国際都市になろうとしている。