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中国時事用語集(中日対訳) 第3期

 2014年04月17日16:19
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 人民網日本語版は、中国の新聞報道を翻訳した記事を理解する上での手助けとなるため、「中国時事用語集(中日対訳)」を新設しました。「中国時事用語集(中日対訳)」には中国の新聞報道に使用される政治・経済・社会・文化・法律などの用語を幅広く収録し、定期的に更新する予定です。読者の皆様のお役に立てれば幸いです。



 中国時事用語集(中日対訳)第3期がアップされました。今回の用語集のいくつかの言葉の訳し方についてご説明します。

 まず、「誰でもトイレ」についてですが、意味としては、高齢者や障害者、乳幼児連れ、妊婦など、さまざまな人が利用しやすいように設計されたトイレのことです。ただし、この用語は東京都が使用しているもので、ほかには「みんなのトイレ」や「多目的トイレ」などと呼ばれる場合もあります。また、報道にもあったように、北京市でも現在、「誰でもトイレ」の建設を進めています。

 次に、中国中央テレビ(CCTV)が放送した中国料理のドキュメンタリー「舌で味わう中国」という人気番組についてです。当方では、これまで中国語タイトル「舌尖上的中国」をそのまま記載していました。同番組の訳し方について、「舌の上の中国」や「舌の上で味わう中国」のように訳される場合も見られますが、最も簡潔でかつ番組の趣旨に基づいた「舌で味わう中国」という言い方に統一しました。

 続いて、「漏洞」という言葉についてですが、「漏れ口、不備、抜け穴」を意味するこの言葉は、インターネットの普及に伴い、「系统漏洞」や「安全漏洞」の略語として、最近「セキュリティホール」という意味で頻繁に使われるようになってきました。そのため、「系统」や「安全」という言葉がなくても、文脈によっては「セキュリティホール」という意味になります。

 最後に、中国語の「充电桩」についてですが、厳密に言いますと、この言葉の意味は日本語の「充電ポール」に相当しますが、現段階では、多くの場合において日本語の「充電スタンド」や「充電ステーション」と同じ意味で使われています。とりわけ「公共充电桩」という単語になると、完全に「充電スタンド」と同じ意味になります。一方、中国語にも「充電スタンド」に相当する「充电站」という別の言い方が存在します。このほか、これと近い意味として使用される「充电点」(充電スポット)もあります。このように、電気自動車(EV)の充電設備に関してはさまざまな言い方が存在します。これらの言葉は中国語でも日本語でもまだ定着していない場合があり、今後の使われ方に注目していきたいと思います。(許永新)

 人民網日本語版 2014年4月17日

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