英語圏への中国語単語の「輸出」が盛んに (4)
また、中山大学(広東省)の周海中・教授も、「中国語に由来する英語の単語は、中国語と英語が接触したことで必然的に生じる産物で、中国と西洋の文化融合の必然的な結果。中華民族と英語を話す民族の交流が日に日に増加すれば、中国語に由来する英語の単語や表現方法が必然的に増加する」との見方を示す。
現在、中国国内の中国語言語学界では、英語やそのほかの言語に由来する言葉の研究が広く行われている一方、中国語単語の「輸出」に関する研究は少ない。近年、中国人が「中国語を母語としている」という意識が強くなっていることもあり、世界で「中国語ブーム」が起きている。そして、ネット上では中国の各種ニュースが話題になっている。そのため、中国語単語の「輸出」という文化現象に、中国人はもっと注目し、研究を深めなければならない。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年12月3日