木村拓哉「安堂ロイド」視聴率19.2%で堺雅人に惨敗
画像は「中国時報」から |
今世紀連続ドラマ最高の視聴率42.2%を記録した堺雅人(39)主演の「半沢直樹」(TBS系)に続いて13日日曜日夜9時から始まった木村拓哉(40)主演の「安堂ロイド-A.I. knows LOVE?-」の初回平均視聴率は19.2%。「半沢直樹」の初回視聴率には0.2ポイント及ばなかった。さらに、9日から始まった堺雅人主演の新ドラマ「リーガルハイ」(フジテレビ系)の初回平均視聴率21.2%とは大きく水が開いた。2年前に「南極大陸」(TBS系)で共演を果たした木村拓哉と堺雅人。今の時点では堺雅人に軍配が上がり、「視聴率王」と呼ばれた木村拓哉の時代の終焉との声も出ている。台湾「中国時報」の記事を引用し、中国新聞網が報じた。
1992年のデビューから21年になる堺雅人。「半沢直樹」で大ブレークとなった。トヨタのCM・ TOYOTOWN 5「ジーンズデイ」篇でも共演する木村拓哉と堺雅人。木村が「市長」役で、堺雅人が「市民」役だが、内容は堺雅人中心で、人気は堺雅人が上回っていることを示している。
1987年のデビューから26年になる木村拓哉の現在のCM出演料は1本5000万円と言われている。一方の堺雅人は「半沢直樹」のヒットを機に、2000万円から3500万円にアップしていると言われている。今の勢いからすると、新ドラマの視聴率次第で、出演料でも堺雅人が木村拓哉を抜く可能性さえ出てきた。
「安堂ロイド」の内容をめぐっては、婚約者を守るために100年の時空を超えてやって来るロボットという内容が米映画「ターミネーター」に似ている、死の予告が漫画「デスノート」に似ている、木村拓哉がIQの高い物理学者役であるところが福山雅治主演の人気ドラマ「ガリレオ」に似ているなど、批判的な声も上がっている。
木村拓哉自身、初めて脚本を見た時、「テレビでやるようなことではないと思った」としている。それでも、「内容のスケールを見てやりがいがあると感じた」とし、撮影グループも「Beautiful Life-ふたりでいた日々-」(2000年)と同じだったこともあり出演が決まった。ただ、視聴率王としての立場は崖っぷちに立たされている。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年10月17日