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中国製人型ロボット「クリムゾン・タイフーン」 |
先月31日に中国で初日を迎えたギレルモ・デル・トロ監督のSF3D怪獣巨編「パシフィック・リム」は公開5日間で興収3億元(約47億4300万円)を超える大ヒットスタートを切った。この大ヒットを受け、ギレルモ・デル・トロ監督はこのほど続編への意欲を明らかにするとともに、中国製人型ロボット「クリムゾン・ タイフーン」の登場シーンが少ないことについて中国の観客に謝罪した。揚子晩報が伝えた。
■続編はより激しくクレイジーに
先月31日に初日を迎えた「パシフィック・リム」は、公開5日間で3億元を叩き出す大ヒットスタートを切り、現在中国で爆発的な「ロボット&怪獣」ブームを巻き起こしている。この成績を受けて、製作側もすでに続編への意欲を示している。ギレルモ・デル・トロ監督は取材に応じ、同映画は子供の心を持った大人が抱く怪獣への夢を映画化したものであることを認め、「1作目では自分の世界観を描きだしたので、続編ではより激しくクレイジーなアイデアで映画を撮ってみたい」と語った。
■中国製ロボットの出番が少ないことを謝る監督、「娘はクリムゾン・ タイフーンが大のお気に入り」
同映画について唯一残念だったことは、中国製人型ロボット「クリムゾン・タイフーン」がまるでエキストラのような扱いになっていたことだ。これについて、ギレルモ・デル・トロ監督は丁寧な口調で謝り、「中国の観客に対して心からお詫びしたい。『クリムゾン・タイフーン』にはもともと非常に素晴らしい戦闘シーンが用意されていたのだが、予算的に実現できなかった。もし予算の制約さえなければ、中国製人型ロボットの登場シーンを絶対にもっと増やしただろう。なぜなら、『クリムゾン・タイフーン』は娘が最もお気に入りのロボットだったからね」と語った。
監督はこのほかにも、「もともとメキシコ製の人型ロボットなども構想していた、恐らく続編ではもっとバラエティに溢れたロボットを見ることができるだろう」と期待感を煽った。(編集MZ)
「人民網日本語版」2013年8月9日
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