「黒豹楽隊」ニューアルバム 新ボーカルはキムタク似
ロックグループ「黒豹楽隊」(Black Leopard)が16日、9年にわたる沈黙を破り、ニューアルバム「我們是誰」(私たちは何者か)の記者会見を北京で行い、現場で全曲を披露した。中国新聞網が伝えた。
結成から26年になる同グループは中国のロックの代表的なグループで、大きな人気を集めた。今年同グループは「80後」(1980年代生まれ)のボーカル、張淇を新メンバーとして迎えて話題を呼んでいる。
ニューアルバムの「我們是誰」という名前がメディアで論争を呼ぶ中で、同グループは「9年の沈黙の後の再スタートで、新たなグループとして活動したい」と語っている。
記者会見会場では同グループのメンバーが「私たちは真心をこめてこのアルバムを作った。容易なことではなかった。音楽ができるチャンスを大事にしており、運命が私たちに音楽を選ばせた」と決意を語った。今は音楽作りをより穏やかにできると述べ、ドラムの趙明義も「グループの新たなスタートだ。新しいアルバムだけでなく、音楽面でも新たなスタートとなっている」と語っている。
木村拓哉に似た新ボーカルの張淇の物怖じしない態度は好評を集め、また現場では「どんなイベントに出席しても、個人ではなく黒豹楽隊のメンバーとして参加する」と語った。グループの他のメンバーも彼の外見や声、ベースの技術などを賞賛した。(編集YH)
「人民網日本語版」2013年7月17日