人気アニメ「ワンピース」中国語版 声優にSNH48など
日本の超人気アニメ「ワンピース」の中国語版では、「AKB48」の姉妹グループ「SNH48」の湯敏(タン・ミン)や楊●(ヤン・ミー)、古力娜扎(クリナジャ)、孫芸洲(スン・イージョウ)など今最も旬な人気アイドルがアフレコを担当している。「金鷹網」が伝えた。
中国で現在放映中のアニメ「ワンピース」新シリーズは、80、90、2000年代生まれの若者たちから「感動でボロ泣きした」などと称賛の声がネット上に続々と書き込まれるなど、若い層に絶大な人気を誇っている。
今回の「ワンピース」新シリーズでは新世代アイドル「SNH48」の湯敏が中国語のアフレコを担当している。湯敏が声優に起用された理由として、「SNH48」というアイドルグループ自体に「ワンピース」の特徴が備わっていることが挙げられる。
90年代、2000年代生まれの「SNH48」のメンバーたちは朝から晩まで全力でダンスや歌に励み、お互い切磋琢磨して競い合うと同時に、互いに支え合って友情を大切にしている。姉妹グループである日本の「AKB48」と同様に、或いはそれを超えることを夢見て頑張る姿がまさしく「ワンピース」のメンバーたちの姿と重なる。アニメに登場する、食べると特殊能力を持つという「悪魔の実」の助けなどはなく、日々、着実に、真面目に稽古に励んでいる。
このように、「会いに行けるアイドル」がコンセプトの「SNH48」は、「ワンピース」の海賊団と同じく、夢に対してとても誠実だ。これが設立して半年ほどで、すでに多くのファンを抱えることができた要因となっている。発売したばかりの2枚のミュージックビデオは、すでに各ランキングを席巻しており、現在、台湾、香港のバラエティ番組の常連となっている。この新生美少女「海賊団」の夢を追う姿には感心させられる。
「SNH48」は25日に上海でソロコンサートを開催する。当日、会場が満員になることは間違いないだろう。(編集MZ)
●幕の草冠がわかんむりのもの
「人民網日本語版」2013年5月23日