北京電影学院の美人受験生 複数TV番組が出演依頼
北京電影学院の芸術系学科受験のため、四川省瀘州市から北京に出てきた劉◆微さんは、受験の際に撮影された2、3枚の写真がネット上に掲載されたことで、一躍ネット上の人気者となった。劉さんは、付き添いで同伴した母親と共に、21日、北京電影学院の試験場に姿を現したところ、会場にいた多くのメディアから注目を集めた。白い洋服に身を包み端整な顔立ちの劉さんは多くのカメラに囲まれ写真を撮られた。その後、ネット上に掲載された写真がネットユーザーから、オリンピック金メダリストの元飛込み選手グォ・ジンジン(郭晶晶)、香港の人気女優セシリア・チャン(張柏芝)、中国大陸部の美人女優ヤン・ミー(楊●)を足して3で割ったようだと称され、中国版ツイッター「微博(ミニブログ)」にはあっという間に劉さんのファンクラブや後援会が作られ、自身の「微博」のファンも毎日約2000人のスピードで増えていった。「四川新聞網」が伝えた。
■一般家庭出身 夢は「いい役者」
劉さんの父親によると、劉さん一家は「お金持ち」とはほど遠く、ごく普通の個人経営の会社を営む家庭だという。しかし、劉さんは一人娘であることから、一家はすべてにおいて娘の劉さんのことを優先してきたという。「この数日間の北京での出費もかなりの負担となるが、芸術を学ぶ子供たちというのはお金がかかるものだし、仕方がない。子供が芝居が好きだというので、成都の集中訓練専門学校に通わせ、半年で2万元(29万6千円)以上を使った。今は、15日にある受験のために北京に行っており、3月初旬にやっと戻ってくる予定だ。食費やホテル代など出費もかさむし、負担も大きい」と語る。
劉さんは、「『色白、金持ち、美人』と3拍子そろった女性がまた一人」というネットユーザーからの評価について、受験を受けに来た人の中に美女は無数にいたし、中央戯劇学院の受験生約9700人のうち、実技試験で9400人が不合格となり、最終的に75人しか合格できないので、非常に大きなプレッシャーを感じている」とコメントしている。
ヤン・ミーやセシリア・チャン、グォ・ジンジンなどのスターに似ているといわれることについては、「いろいろなスターに似ていると言われるが、やっぱり私は自分らしいのが一番だと思う。スターになる道は数多くあるが、スターと役者は違う。私はいい役者になりたい。今回、メディアから注目されたことは、ほかの人よりラッキーだと思うが、でもこれによって他人より受験に合格しやすくなるというわけではない」と非常に冷静なコメントを残している。