世界初の都市夜間照明リモートセンシング画像集が発表

人民網日本語版 2023年09月13日08:24

持続可能な開発のビッグデータ国際研究センターはこのほど行われた第3回持続可能な開発のビッグデータ国際フォーラムの開幕式で、都市の持続可能な開発の研究にデータ支援を提供するため、世界初の都市夜間照明リモートセンシング画像集「SDGSAT-1衛星微光画像集」を発表した。新華社が伝えた。

上海の微光画像(画像提供は持続可能な開発のビッグデータ国際研究センター)

上海の微光画像(画像提供は持続可能な開発のビッグデータ国際研究センター)

同センターのセンター長を務める郭華東院士は、「この画像集は微光条件下の地表環境要素探査分野の重要な成果だ。同画像集は世界105ヶ国の147都市の10メートル分解能の夜間照明データを収録している。これらのデータは都市の住環境構造と経済発展状況を十分に反映し、都市の持続可能な開発の関係問題と政策決定にデータ支援を提供できる」と述べた。

北京の微光画像(画像提供は持続可能な開発のビッグデータ国際研究センター)

北京の微光画像(画像提供は持続可能な開発のビッグデータ国際研究センター)

この成果は、SDGSAT-1衛星(持続可能な開発科学衛星1号)の探査の優位性をフル活用し、得られたものだ。

SDGSAT-1衛星は2021年11月に打ち上げられた同センターの1基目の衛星であり、国連2030アジェンダの実現に特化した世界初の科学衛星でもあり、人類活動と自然環境の相互作用を詳細にモニタリングできる。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年9月13日

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