中山大学と中国移動インターネット、スーパーコンピューティング応用共同実験室を設立

中山大学・中国移動（チャイナ・モバイル）インターネットスーパーコンピューティング応用研究共同実験室の調印式がこのほど、国家スパコン広州センターで行われた。中国移動インターネット有限公司と中山大学はAI（人工知能）応用の研究開発、通信ビッグデータの活用、通話操作システムなどをめぐり科学研究と産学研（企業・大学・研究機関）協力を実施し、共同実験室を共同で建設し、そして長期的に運営する。粤港澳大湾区（広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門＜マカオ＞両特別行政区によって構成される都市圏）の「接続＋コンピューティング＋能力」の新型情報サービス体制の構築を目指す。中国青年報が伝えた。

双方は現在の5G新通話・AIなどの分野における技術的難題に対して、通信分野を長年開拓してきた中国移動インターネットの業界の経験、そして中山大学のAIなどの分野における人材及び研究開発の優位性を十分に発揮し、コンピューティング融合と新型情報サービス分野の科学研究と人材育成を促進する。重要技術の研究開発を共同で行い、関連分野における成果の産業化・規模化応用を推進し、ハイテク経済産業の急速な発展に寄与する。同時に双方は人材育成の面で協力し、科学研究レベルデジタル化人材専門育成を実施し、学校・企業二重指導教員制を模索する。実際のシーンの需要を研究方向とし、先端技術と実際の応用を結びつけソリューションを研究・模索し、通信業界とデジタル産業のリーダー人材を育成する。（編集YF）

「人民網日本語版」2023年7月31日