中国有人宇宙事業弁公室が20日に明らかにしたところによると、7月20日午後9時40分、有人宇宙船「神舟16号」の乗組員の景海鵬飛行士、朱楊柱飛行士、桂海潮飛行士は緊密に連携し、ロボットアームのサポートを受けながら約8時間の船外活動を経て、船外活動の予定されていたすべての任務を無事完了した。景飛行士と朱飛行士は安全に宇宙ステーションの実験モジュール「問天」に帰還した。こうして、船外活動は無事成功した。
乗組員は船外活動の間に、コアモジュールのパノラマカメラBの軌道上スタンド設置と持ち上げ、実験モジュール「夢天」のパノラマカメラA・Bのロック解除と持ち上げなどの任務を完了した。プロセス全体が順調だった。4度目の宇宙飛行となる景飛行士は「神舟7号」の時は船内サポートだったが、今回は船外活動を行い、15年の努力を経て、宇宙遊泳の夢を叶えた。また、朱飛行士は中国で初めて船外活動を行った宇宙飛行エンジニアになった。
計画によると、乗組員は今後も大量の宇宙科学実験・試験を実施し、複数回の応用ペイロード船外設置任務に参加することになっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年7月21日