3月に入り、気温の上昇とともに、福建省厦門(アモイ)市の街角では、観賞木である「火焔木(カエンボク)」の花が満開となり、赤い花と緑の葉のコントラストが美しく、「炎の情熱」のような美しい光景が広がっている。人民網が伝えた。
カエンボクは、厦門で広く植えられている街路樹で、厦禾路や仙岳路や雲頂北路、湖明路、東岳二路などの通りにも、カエンボクの花がそこかしこで満開を迎えている。
厦門市市政園林局の職員は、「カエンボクは、形状が美しく、葉の形が優雅で、四季を通じて緑が美しく、多くの花を咲かせることから、街路樹や庭木に適している」としている。温暖な地域では、ほぼ一年を通して開花し、特に5月から7月にかけてが開花の最盛期となり、真っ赤な釣り鐘の形をした花冠が遠くから見ると燃え盛る炎のように赤いことから、カエンボクの名が付けられたとされている。(編集KM)
「人民網日本語版」2023年3月10日