貴州省黔東南苗(ミャオ)族・侗(トン)族自治州従江県の山深い場所にある西山鎮中寨分教場は、教員1人と児童16人の全員が瑶(ヤオ)族という「小さな小学校」。分教場ではあるものの、同校には、文化・体育・労働・民族文化などさまざまな授業が設けられている。人民網が報じた。
教育環境が次第に改善されるのに伴い、老朽化した校舎と土の運動場は、3階建ての校舎とコンクリートのバスケットコートに生まれ変わった。
また、公演用の舞台も新たに設けられ、児童には昼食が無料で提供されている。教員は学校を「自分の家」ととらえ、村民は、教員と教育を尊重し、さらには心ある社会各界の人々による経済的支援のおかげで、山奥のこの「小さな小学校」は、劇的な変化を遂げつつある。(編集KM)
「人民網日本語版」2023年2月21日