カンボジア華電西港発電有限公司 (略称・華電西港プロジェクト)の最初のユニットが11月1日午後、国営カンボジア電力公社(EDC)が求める全負荷性能テストに無事合格し、同火力発電プロジェクトは操業・発電を正式に開始することとなった。華電西港プロジェクトは、中国華電が投資・建設した、カンボジア最大の火力発電プロジェクトとなる。人民網が伝えた。
シアヌークビル州コンポンソム湾にある同プロジェクトは、35万キロワット時の超臨界石炭火力発電ユニット2基、8千トン級石炭バース、および2千トン級重量バースで構成されている。これは、中国企業がカンボジアに単体投資した中で最大の発電プロジェクトとなっている。華電西港発電有限公司の馮英山・董事長は、「華電西港プロジェクトは、2020年8月の着工からわずか27ヶ月足らずでユニット第1基の操業・発電を実現し、中国華電海外プロジェクト建設の新記録を打ち立てた」と紹介している。(編集KM)
「人民網日本語版」2022年11月3日