中国が独自に研究開発した完全に独自の知的財産権を持つ大型4発ドローン「双尾蝎D」が25日、四川省で初飛行に成功した。
この「双尾蝎D」は世界初の大型4発、多用途、中空長航行時間固定翼ドローンシステムで、翼幅は20メートル、機体の長さは10.5メートル、高さは3.1メートル、最大離陸重量は4.35トン、最大積載重量は1.5トン、最大積載空間は5立方メートル。
4台のエンジンと発電機の搭載により、「双尾蝎D」は「双尾蝎」シリーズドローンの既存の優位性を維持した上で、より大きな積載空間、より高い積載能力、より力強い電力使用サポート、より高いシステム信頼性及び飛行安全性を備えている。その上、より多くの高性能のペイロードを搭載し、貨物輸送、航空散布、任務ペイロードの使用などのサポート任務を実行でき、商用大型ドローンの応用シーンをさらに豊富にした上、中国の大型ドローン産業がすでに、異なる市場の需要に応じたスピーディな研究開発を行う能力を持っていることを示している。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年10月27日