中国国家医療保障局の最新統計によると、今年4月末の時点で、中国全土で延べ4117万1300人が医療保険適用の届け出を行った。中央テレビニュースが報じた。
医療保険は全ての1-3級の指定病院をほぼカバーし、延べ1324万9600人の医療費が直接控除され、精算1回当たりの立替払いは約1万4000元(1元は約19円)減少した。また、ある省の保険加入者が他省の医療機関で一般診察を受診する場合の診察費直接控除も推進されている。中国全土の96%以上の県に、このサービスを利用できる指定医療機関が少なくとも1機関ある。高血圧や糖尿病、がんなどの、放射線治療や化学療法、透析、臓器移植後の拒絶反応治療といった5種類の慢性特定疾患治療費を他省で直接控除するテスト事業も74地域まで拡大しており、他地域での医療費負担がさらに軽減している。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年5月16日