中国国家航天局は1日、中国初の火星探査任務の探査機「天問1号」が遠い火星から伝送した美しい画像を公開した。画像には周回機と火星が同時に収まっている。画像出典:国家航天局
中国科学院と中国工程院の院士の投票で選出する2021年中国10大テクノロジー進展ニュースと世界10大テクノロジー進展ニュースが18日、北京市で発表された。うち初の火星探査や中国の宇宙ステーションなどが中国10大テクノロジー進展ニュースに入選した。中国新聞社が伝えた。
2021年中国10大テクノロジー進展ニュースは下記の通り。
(1)中国初の火星探査任務が無事成功。
(2)中国の宇宙ステーションが有人長期滞在の時代を切り開いた。
(3)中国が二酸化炭素からデンプンへの一からの合成に成功。
(4)中国のチームが「量子覇権」を打破するスパコン応用により、2021年度のゴードン・ベル賞を授賞。
(5)1400兆eV!中国の科学者が現在までで最高エネルギーの光子を観測。
(6)月探査機「嫦娥5号」サンプルの重要な研究成果が相次いで発表。
(7)異質四倍体野生稲の高速栽培化において新たなブレイクスルーを実現。
(8)中国がマイナス271℃の超流動ヘリウム大型低温冷却装置の研究開発に成功。
(9)植物から動物への機能遺伝子の転移を初めて証明。
(10)希土類イオンがマルチモード量子中継及び1時間の光ストレージを実現。
(編集YF)
「人民網日本語版」2022年1月19日