2021年、浙江省の研究開発(R&D)経費は2132億元(1元は約18.0円)に、R&D経費投入強度(R&Dの対GDP比)は2.9%に達し、ハイテク産業の付加価値額は前年比20.4%増の1兆2000億元にのぼる見通しだ。杭州市で12日に行われた2022年浙江省科学技術活動会議において、浙江省科学技術庁党組書記の何杏仁氏は、「浙江省の科学技術イノベーション重要指標は全国の先頭集団をキープしており、第14次五カ年計画期間(2021-25年)の科学技術イノベーションの発展に向けた良好な現実的基礎を固めた」と述べた。科技日報が伝えた。
浙江省は今年、R&D経費投入強度が3%に達することを目指す。同時に浙江省は科学技術政策の着実な実施、共同富裕のサポート・けん引、イノベーションプラットフォームのレベルアップ、基幹コア技術の研究開発、イノベーションチェーンと産業チェーンの融合、科学技術人材の誘致集約、科学技術体制改革のブレイクスルーという「7つの措置」を重点的に実施する。
この「7つの措置」のうち、浙江省は今年、基礎原材料、ソフトウェアプラットフォーム、スマート装備、先端科学研究機器、新薬の開発製造、医療機器などに全面的に取り組み、重要研究開発プロジェクトを400件以上実施する。浙江オンライン技術市場3.0の建設を深化させ、浙江発の新技術を推し進め、全国に広がり世界とつながる技術取引体制を構築し、年間技術取引額が1600億元に達する。(編集YF)
「人民網日本語版」2022年1月13日