北京、重大な突発的事象は発生から5時間以内に社会に発表へ

北京市人民政府新聞弁公室は6日に開催した「北京市の突発的な事象発生時の総合緊急対応マニュアル（2021年改訂版）」に関する記者会見で、北京で重大な突発的事象が発生した場合、主要担当当局がネット上の意見や態度のモニタリングと対応を強化し、権威あるメディアを通して速やかに、遅くとも5時間以内に社会に情報を発表すると説明した。新華網が報じた。

改訂版のマニュアルは、突発的な事象の関連当局への報告、発表などの関連業務に対する要求を強化している。レベルが「比較的重大」以上の突発的な事象と判断され、事象自体が比較的敏感なもの、もしくは重点エリアまたは特殊な時期に発生し、比較的大きな影響が出る突発的な事象や際立った状況である場合、関連機構・機関は、直ちに北京市党委員会総値班室（当直室）、北京市人民政府応急弁公室に報告するほか、詳細情報は事象発生から遅くとも2時間以内に報告しなければならない。重大な突発的事象が発生した場合、主要担当当局がネット上の意見や態度のモニタリングと対応を強化し、権威あるメディアを通して速やかに、遅くとも5時間以内に社会に情報を発表しなければならない。また、重大な突発的事象または非常に重大な突発的事象が発生した場合、24時間以内に記者会見センターを開設し、その情報をリアルタイムで、正確かつ客観的に発表しなければならない。（編集KN）

「人民網日本語版」2021年8月9日