中国水利部(省)がこのほど発表した2020年度「中国水資源コミュニケ」によると、同年、中国全土の降水量や水資源の総量は、例年の平均値よりも目に見えて増加した。大・中型のダムや湖の貯水量が全体的に安定していたほか、中国全土の水の使用量は2019年と比べてやや減少し、水の使用効率がさらに向上した。中央テレビニュースが報じた。
2020年、中国全土の水資源総量は3兆1605億2000万立方メートルで、例年の平均値より14.0%多かった。
同年、中国全土の水の使用量は5812億9000万立方メートルだった。うち、生活用水が14.9%、工業用水が17.7%、農業用水が62.1%、人工生態環境補水が5.3%を占めた。新型コロナウイルスや降水量がやや多かったことなどの影響で、中国全土の水の使用量は2019年と比べて208億3000万立方メートル少なかった。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年7月13日