三体雲動データセンターが最近発表した「2020中国スポーツジム業界統計報告」にほると、中国のスポーツジム業界の会員数は7029万人(香港・澳門・台湾地区を含まず)で、その人口浸透率は5.02%と、前年同期比3.19%増となった。中国新聞網が報じた。
統計によると、2020年12月の時点で、中国のスポーツジムの数は4万4305軒(香港・澳門・台湾地区を含まず、あらゆるタイプのスタジオは含まず)と、2019年の4万9860軒と比べて11.1%減となったものの、スポーツジム市場は依然として世界最大規模をキープしている。
報告によると、中国のスポーツジム業界の会員数(スポーツジム人口)の浸透率の移り変わりを見ると、米国や欧州との差が少しずつ縮まっている。
また、2020年3月から、ほとんどの地域でスポーツジムを含めたオフライン店舗が続々と営業を再開し、4-5月にかけて、各地のスポーツジムが全面的に営業を再開した。そして、6月に入ると、中国全土のスポーツジムの売上高が同年のピークに達した。
2020年12月の時点で、中国のスポーツジムのトレーナーの数は約90万人に達したと試算されている。うち、スポーツジムのトレーナーが61万2000人、スタジオのトレーナーが28万8000人。新型コロナの影響で、2020年のトレーナーの平均月収は約7300元(1元は約16.7円)と、前年比で20%減となった。
その他、2020年12月の時点で、中国のスマートスポーツジムの数は約3万2000軒に達したと試算されており、中国全土の商業スポーツジム(スポーツジムやスポーツジム系スタジオを含む)全体の32.7%を占めるようになっている。都市別で見ると、一線都市のスマートスポーツジムが約5400軒で、一線都市のスポーツジム全体の45.4%を占めている。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年3月23日