<企画>2020年の経済情勢に関するデータを発表 中国

人民網日本語版 2021年01月22日17:57

「中国統計局と税関総署はこのほど、対外貿易と外資誘致、対外投資などのデータを発表し、2020年の経済情勢に関して報告した。」

▷1-12月の消費市場の運営状況


 2020年通年の社会消費財小売総額は前年比3.9%減の39兆1981億元(1元は約16.0円)に上った。通年の全国ネット小売高は10.9%増の11兆7601億元(約188兆円)で、うち実物商品は同14.8%増の9兆7590億元で、社会消費財小売総額に占める割合は前年比4.2ポイント上昇の24.9%になった。

▷1-12月の対外貿易の状況


2020年の物品輸出入総額は前年同期比1.9%増の32兆1557億元(1元は約16.0円)に達したことが明らかになった。うち、輸出は同4.0%増の17兆9326億元、輸入は同0.7%減の14兆2231億元だった。物品貿易は3兆7096億元の黒字だった

機械・電気製品の輸出は同6%増で、輸出総額の59.4%を占め、同1.1ポイント上昇した。

一般貿易の輸出入が輸出入総額に占める割合は59.9%で、同0.9ポイント上昇した。

民間企業の輸出入は同11.1%増で、輸出入総額に占める割合は46.6%と、同3.9ポイント上昇した。

1-12月の外資誘致の状況


中国の2020年の実行ベース外資導入額は1兆元(1元は約16.0円)に迫り、前年比6.2%増加し、世界に占める割合も上昇を続けた。商務部(省)が20日発表した20年の中国外資導入の成果によると、昨年は外資導入の規模、増加率、世界シェアがいずれも増加・上昇して「3つの向上」を達成した。

1-12月の対外投資の状況


2020年には、中国の対外投資協力は安定した健全な発展状況を維持し、対外投資が全体として増加した。統計によると、通年の中国対外直接投資は前年同期比3.3%増の1329億4千万ドル(1ドルは約103.6円)に上った。このうち金融分野を除いた対外直接投資は同0.4%減の1101億5千万ドルだった。対外請負工事は安定を維持し、新規契約額は同1.8%減の2555億4千万ドルで、完成工事高は同9.8%減の1559億4千万ドルだった。対外労務協力に派遣した各種労働者は30万1千人で、12月末時点で海外にいる各種労働者は62万3千人だった。

(編集JZ)

「人民網日本語版」2021年1月22日

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