新疆、750kV電力網のフルカバーを実現

人民網日本語版 2020年10月15日14:28

72時間の試験運転を経て、阿勒泰(アルタイ)―淮北750kV送電・変電プロジェクトが14日、正式に運営開始した。これにて750kV電力網が新疆の最北端に延び、新疆全体の750kV電力網フルカバーが実現された。経済日報が伝えた。

アルタイ―淮北750kV送電・変電プロジェクトの投資総額は16億7000万元(1元は約15.7円)で、2018年9月に着工。タルバガタイ地区のホボクサル・モンゴル自治県と、アルタイ地区の布爾津県と吉木乃県を経由する。運営開始後、アルタイ電力網の外部送電能力が200万kWに向上する。現地で発電した電気の送電がうまくいかない問題や風力エネルギーの浪費問題を完全に解決できるようになる。

新疆はエネルギー資源が豊富だ。資源の優位性を経済の優位性に変えるため、2010年以降、国家電網有限公司は新疆で1368億元を投資し、烏魯木斉(ウルムチ)を中心とし東は哈密、西は博州、伊犁、南は喀什、和田に至り、北はアルタイにつながる750kW中堅ネットワークを構築した。

新疆は現在まで750kW変電所を23基、送電線を56本整備しており、「内部供給4環網」のメインネットワーク構造を形成している。750kV電力網は東西に2000キロメートル、南北に3300キロメートル広がっている。(編集YF)

「人民網日本語版」2020年10月15日

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