恩施土家(トゥチャ)族苗(ミャオ)族自治州(以下、恩施州)は、北緯30度、湖北省西部に位置する。観光資源とセレニウム資源に恵まれたこの地は、少数民族の奥深い文化的要素もまたその特徴の一つ。
かつて交通の便が悪かった恩施州は、「誰も知らない未踏の地」で、貧困にあえぎ、時代に取り残されていた。しかし、現在は交通網が整い、その道路は四方八方へと通じており、観光業も徐々に展開されつつある。恩施州の豊かな自然が、金銀同様の価値を手にしつつあるのだ。
人民網の「We Are China-都市の物語-」撮影クルーは、8月末に恩施州を取材し、その神秘さと民俗風習に触れ、貧困支援が山々に囲まれたこの地にもたらした劇的な変化を記録した。(編集TG)
「人民網日本語版」2020年9月29日