米国務省報道官による最近の中国関連発言について、外交部(外務省)の趙立堅報道官は11日の定例記者会見で「米側の特定の者の目には、中国を非難し、中国のイメージを悪くすることができさえすれば、嘘も事実なのだ。中国への責任転嫁を繰り返すよりも、感染症との闘いに力を集中して命を救うことこそが、米側が真にすべき事だ」と述べた。
報道によると、米NBCの記者は許可を得て武漢ウイルス研究所に入り、同研究所の所長及び中国科学院武漢分院の院長にそれぞれインタビューを行った。米国務省のオルタガス報道官は10日、「NBCは中国側のプロパガンダを機械的に繰り返しただけで、事実を問い詰めなかった」とツイートした。
趙報道官は「米側の特定の者の発言は、別に意外なものではない。彼らの目には、中国を非難し、中国のイメージを悪くすることができさえすれば、嘘も事実なのだ」と指摘。「武漢ウイルス研究所の管理や研究等の状況に関しては、中国側の科学者がすでに繰り返しメディアの取材に応じ、専門的視点から説明してきた。新型コロナウイルスは研究室由来との主張を支持するいかなる証拠もない。これは事実であり、非常に明確なことだ」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年8月12日