このほど、小型の黒いロボットが連なり湖南省長沙市天心区先鋒街道の道路を進んだが、操縦席は無人だった。これは筆者が長沙市で開かれた「全国初の市場化開放型シーン酷哇スマート清掃プロジェクト」の始動式で目にした光景だ。これは中国のスマート清掃ロボットが参加する区・県新インフラ計画でもある。1年の実証実験を経て、初めて試験の段階から正式な商業化運営に移った。科技日報が伝えた。
長沙市天心区は今年、管轄区内の先鋒街道の20本の道路に複数のスマート清掃設備を導入する予定だ。サービス範囲は5平方キロメートル。長沙酷哇人工知能・ビッグデータ産業技術研究院の責任者によると、これまでの1年にわたる実地の実験により、同自動運転ロボットはスマートかつ機械的な作業を実現できるだけでなく、その「スマートクラウドブレインシステム」は作業エリア、時間、頻度、用量などの情報も記録でき、死角エリアのフルカバー及び重点エリアの強化作業を実現できる。また、動的障害物検出・追跡、動的ルート計画、特徴駆動型全面測位などのアルゴリズムにより、ロボットは都市シーンにおいて高い自主移動性能や高精度を実現できる。稼働状況を満たす前提で、平均測位精度は3-5センチで、都市の各種動的シーンにうまく適応できる。同責任者は「これは端に沿って清掃でき、高精度地図によりセンチ級の動的感知を行い、マンホールの破損、都市施設の破損の識別、車道級の交通データモニタリングなどを行う」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年7月23日