中国疾病予防管理センターが15日に発表した情報によると、すでに北京市の新たな感染者に関連する感染者の検体に含まれるウイルスの全ゲノムシーケンシングと解析が完了した。初期段階の結論を上級機関に報告しており、そしてウイルス感染源の特定を積極的に展開しているという。中国新聞社が伝えた。
情報によると、北京市で新型コロナウイルスの新たな感染が発生した後、同センターは直ちに行動し、全力で専門技術・能力によるサポートに取り組み、新たな感染の拡大を阻止しようとしている。
同センターは12日に、新たにウイルス疾患予防管理所南エリアのP3実験室の使用を開始した。検査能力を拡大し、検査効率を高めるのが狙いだ。24時間休むことなくPCR検査を行い、1000件以上の検体の検査を終えた。13日には感染者の検体に含まれるウイルスの全ゲノムシーケンシングと解析が完了し、初期段階の結論を上級機関に報告するとともに、ウイルス感染源の特定を積極的に展開している。同センターは12日夜に疫学、感染症対策、消毒・感染抑制などの分野の専門家8人を、国家衛生健康委員会北京市新型コロナ感染対策専門家チームに派遣した。専門家チームは感染状況の分析・研究・判断に基づき、北京市の感染症対策に明確な要求を打ち出した。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年6月16日