ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は4日に行われた記者会見で、「ロシアは香港問題を中国の内政と考えており、他国に対し香港問題に干渉しないよう呼びかける」と述べた。
ザハロワ氏は、「米国と英国が国際連合安全保障理事会の場で香港情勢を議論しようとしていることは受け入れられない。こうした行為は中国の主権を侵害するものであり、また『国連憲章』の中の国際法の基本原則にひどく違反するものだ」と述べた。
5月29日、米英は安保の非公式会合の「その他の項目」として香港問題に言及したが、中国の強い反撃と安保理理事国そろっての反対に遭った。各方面はみな米英に対し、他国の内政に干渉するのをやめ、中国に対する理由なき非難をやめるよう促した。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年6月6日