北京市でPCR検査が必要な8つのケース、市衛生当局が発表

人民網日本語版 2020年04月21日10:38

19日に行われた北京市新型コロナウイルス感染予防・抑制に関する記者会見で、北京市衛生健康委員会の高小俊報道官は、「対外的には輸入症例を防ぎ、国内では再び増加に転じることを防ぐ」という全体要求をさらに実行するため、PCR検査の「検査すべき人は全員検査実施」を推進し、以下の8つのケースに当てはまる人に対しPCR検査を実施することを明らかにした。人民日報が伝えた。

(1)新型コロナウイルス感染者と濃厚接触者。北京市の新型コロナウイルス感染者、感染が疑われる人、退院後第2週と第4週の再診と追跡調査の対象患者、感染者の濃厚接触者に対しPCR検査を行う。

(2)発熱外来の受診者。発熱外来の受診者全員に対しPCR検査を行う。

(3)緊急で入院治療が必要な患者。疫学関連と呼吸器症状のある患者に対し入院前にPCR検査を行う。

(4)北京の出入境審査場からの入境者。北京の出入境審査場からの入境者全員に対しPCR検査を行う。北京以外の第一入境地で、14日間の隔離観察期間終了前に隔離観察を解除されて北京に移動した人に対しPCR検査を行う。

(5)武漢から北京に戻り、間もなく隔離観察を解除される人。武漢から北京に戻った人は北京での隔離期間が終了する前に、再度PCR検査を受ける必要がある。

(6)中央政府・国家機関から出張し北京に戻った人。北京の中央政府・国家機関職員が公務で国内の低リスク地域に出張し、北京に戻った後、隔離観察とPCR検査を行う。

(7)北京以外から北京に来てホテルに宿泊する人。北京以外から北京に来た人は、現地で7日以内に発行されたPCR検査陰性証明がなければならない。企業活動が再開される中で北京に来てビジネス活動に従事し、しかも現地で検査を受けられなかった人は、各地区指定のホテルに宿泊し、PCR検査を受ける。

(8)高校3年生と中学3年生で北京以外から北京に戻った人と、北京に来た教師・生徒・従業員。高校3年生と中学3年生で北京以外から北京に戻った人と、北京に来た教師・生徒・従業員は全員14日間の隔離観察とPCR検査を受けなければならない。

現在、市全体のPCR検査機関はすでに2月初旬の17ヶ所から50ヶ所に増えており、現在の検査の需要に応えることができるという。(編集AK)

「人民網日本語版」2020年4月21日

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