全面的・弁証的・長期的視点で中国の発展をみるべき (2)

人民網日本語版 2020年03月24日15:28

2020年3月19日、浙江省台州市路橋区路北街道朱家村区間の河川橋梁の建設現場で、作業員が橋脚の建設に使用する丸形鋼管を梱包している様子。(撮影・蒋丸青。写真提供は人民図片)

中国の発展を弁証的にみるには、発展の視点で問題をとらえ、危機の中にあるチャンスを把握しなければならない。感染症の打撃の中、一部の業界の企業や、特に新業態、新モデル、新製品が流れに逆らって成長を遂げ、ネットショッピング、生鮮食品EC、オンライン教育、オンライン診療、テレワークといった新興サービスのニーズが急速に拡大し、一部の技術のウェイトが高い製品の生産量も流れとは逆に増加した。これは、新たな原動力が急速に成長する勢いは変わらず、短期的な圧力をモデル転換・高度化の原動力に転化することは完全に可能だということを物語っている。同時に、感染症対策の成果が固まった後には、中国の発展の内在的な原動力が絶えず発揮されるようになり、これまで「一時停止ボタン」を押されていた経済活動が次は「再生ボタン」や「早送りボタン」を押されるということもわかる。

中国経済の長期的に好調さを維持するという基本的側面は、基本的な国情、発展の基礎、発展段階、発展環境、発展のポテンシャルと原動力、体制的・制度的条件、発展戦略、マクロ政策、発展目標などが相まって形成されたものであり、感染症の打撃によって変化することはない。中国経済の規模は今や100兆元に迫り、中国は世界最大規模の中所得層と1億を超えるマーケットエンティティを擁し、全工業分類をカバーする唯一の国であり、感染症が中国の長期的で安定した発展という着実な基礎を動揺させることはない。前進の道のりの中で、中国には改革開放以来積み上げてきた豊富な物質的・技術的基礎があり、極めて大規模な市場の優位性と内需のポテンシャルがあり、膨大な人的資本と人的資源があり、豊富なマクロ調整の経験と十分な政策のゆとりがある。中国はさまざまなリスク・挑戦に打ち勝ち、発展の主導権をしっかり握り続けることができる条件が整い、能力があり、自信がある。(編集KS)

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