中国老齢協会によると、第4回都市・農村高齢者の生活状況調査データおよび高齢者の生活の質に関する特別調査資料に基づき中国老齢科学研究センターが取りまとめた「2019年中国高齢者の生活の質に関する発展報告」がこのほど発表された。人民日報海外版が報じた。
同報告によると、高齢者の学歴については、「就学経験なし」は29.6%、「小学校卒」は41.5%、「中学卒/高校卒」は25.8%を、それぞれ占めた。学歴が低い高齢者ほど、情報収集や電子機器の使用において、より困難な状況を呈していた。
「配偶者がいる」と答えた高齢者は71.7%、うち男性高齢者で配偶者がいる割合は81%、女性は63.3%。これは、女性の平均寿命が男性より高い状況と一致する。高齢者を経済的に支えているのは主に、「家族」で、「子供から金銭や物品の支援を受けている」と答えた高齢者は63.2%に上った。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年1月6日