「マカオ祖国復帰20周年を祝うマカオ花火パフォーマンス」設計図(画像提供・澳門日報)。
澳門(マカオ)祖国復帰20周年記念花火大会が、22日午後9時に、マカオタワーと珠海横琴金融島の海上で行われる。これは、マカオ特区政府と珠海の共同開催による初めての花火大会となる。
準備作業はすでに大詰めの段階に入っており、花火16万発と大型船4隻、特殊効果燃焼プラットフォーム16台、無人船56隻およびドローン600台がすでに珠海に到着し、制作チームは装備の取り付け設置作業やテストなど各作業に全力で取り組んでいる。
19日付「澳門日報」の報道によると、花火のパフォーマンスは30分間にわたって上演され、「美しき中国、郷里を祝う」、「歳月は歌のごとし、マカオで会おう」、「マカオと珠海は家族、隣人同士の思い」、「互いに見守り助け合い、湾区を共に建設」という4つのパートからなる。西湾大橋の両側には、花火打ち上げポイントが1ヶ所ずつ設けられ、それぞれの打ち上げポイントに大型船2隻と特殊効果燃焼プラットフォーム8台を配置する。無人船とドローンは今回初の花火パフォーマンスへの登場となる。
花火パフォーマンスの冒頭では、マカオ祖国復帰20周年にちなみ、花火で「20」の字が描かれる。また、ドローンは、チームを組み、聖ポール天主堂跡と港珠澳大橋(香港・珠海・マカオ大橋)のデザインを作り上げる。
花火鑑賞の効果を高めるために、9ヶ所に音響設備が配置され、マカオラジオテレビ中国語放送(FM100.7)が、パフォーマンスとBGMとともに生放送を行う。また、マカオラジオテレビ総芸チャンネルは、現場の様子を生中継する予定。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年12月20日