中国気象局がこのほど開催した記者会見で、中国国家気候センター気候サービス室首席の葉殿秀氏は、「この冬は、中国のほとんどの地域で気温が平年並みか、平年より高くなり、寒冬になる可能性はほとんどない。ただ、気温の変動が大きくなる可能性は排除できない」との予想を示した。北京日報が報じた。
北京市・天津市・河北省とその周辺地域の気温は、平年と比べて0.5‐1度高くなり、汾渭平原の気温は平年並みになると予想されている。また、北京市・天津市・河北省、その周辺地域及び汾渭平原では、全体的に見て大気汚染が発生しやすくなり、昨季の冬と同程度、昨昨季の冬より悪くなるとみられる。汾渭平原の大気汚染は北京市・天津市・河北省及びその周辺地域よりひどくないと予想されている。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年11月7日