日本の気象当局は、大型で非常に強い台風19号(ハギビス)が11日から13日にかけて日本に接近・上陸するとしている。中国在日本大使館は緊急のお知らせを出し、日本を訪問中の観光客や外出を予定している中国人に対して安全に注意するよう呼びかけている。
日本の気象庁は11日に開いた記者会見で、11日昼の段階で、台風19号は時速25キロのスピードで小笠原諸島の父島の海上を西北に向かって移動しており、12日から13日にかけて比較的強い勢力を保ちながら日本に上陸するとみられており、関東地方を中心とした広い範囲が強風や大雨による影響を受けることになるため、住民に避難準備などの対策を十分とるように呼びかけている。
日本の各鉄道会社は11日に、12日と13日の運休を次々と決定し、新幹線や首都圏の鉄道およびほとんどの地下鉄で12日午前から運行を停止する。また各航空会社はすでに12日の国内線1506便の欠航を決定しており、羽田空港と成田空港から発着する国際線約200便も欠航が決まっている。
中国在日本大使館は10日に公式サイトで台風19号に関する緊急のお知らせを出し、日本を訪問中の観光客や外出を予定している中国人に対して、天候に関する最新の情報に注意を払い、スケジュールを事前に調整し、河川や海、山といった場所は洪水や土砂災害に遭う恐れがあるため避けるよう呼びかけた。(編集TG)
「人民網日本語版」2019年10月12日