中国は胸襟を開いて世界に向き合っており、誠意と行動によって各国とともに協力・ウインウインの関係を発展させている。これもまた、中国が中米経済貿易問題の解決に向けて前進しようとする理由だ。当然ながら、その結果は、米国側が中国側と向き合って進んでいけるか、協議が進展を得るために引き続き必要かつ十分な条件を整えられるかにかかっている。溝はあらゆるところにあるが、意見の相違を適切に管理し、平等と相互尊重を基礎とすることを堅持するべきだ。
「米中は2国間関係の正念場で貿易協議を再開」、「米中貿易協議は前向きな基調で再開」、「貿易協議の進展は楽観的、中米の協議にまずは確実な兆し」、「米中の貿易協議再開で株式高に」といった西側主流メディア報道の見出しには、現在の国際社会が寄せる期待が映し出されている。世界経済の成長が引き続き低迷し、さまざまな脆弱性や不確実性という暗雲がたれこめるなかで、中米が互いに協力して、世界経済にプラスのエネルギーを注ぎ込み、共にチャンスを作り出し、繁栄を享受する晴れ渡った空をもたらすことを、世界が求めている。(編集AK)
「人民網日本語版」2019年10月12日